目黒区出身 公認会計士 目黒の未来を考える

山村 まい -Official Web Site-

目黒区 議会

一般質問は「自由に質問できる機会」! 表に見えづらいルールとは?

2023年6月21日

こんにちは、山村まいです。

6月19日と20日の2日間、本会議にて一般質問が行われました。

わたしも質問の機会を頂けたので、保育について2点質問させていただきました。

本記事においては一般質問の表からは見えづらいルールなど紹介したいと思います。

本会議の一般質問とは?

一般質問とは「自由に質問できる機会」

一般質問とは「区長に対して区政一般につき自由に質問できる機会」となります。

普段の委員会では、まず区役所から「いま〇〇の状況です~」という報告があり、それについての質疑しか行うことができません。

本会議の一般質問は、議員から区長(&区役所)に自由に質問を投げかけてもいいので、議員の想いをぶつける絶好のチャンスというわけです。

ただし、自由にも少し制約あり

目黒区では区役所の所管課が答弁するわけではないので、あまりにも細かい質問はしづらい(区長では答えられないため)という面があります。

一方で、ザックリとした内容だと抽象的すぎて議論が進まない(実際の区政に反映されない)という面もあり、なんとも塩梅が難しいところではあります汗。

ちなみに 9月の決算特別委員会、3月の予算特別委員会では所管課が答弁するので、より細かい質疑が可能となるそうです。

一般質問ができる機会は?

定例会は年に4回

一般質問ができる本会議は年に4回(6月,9月,11月,2月)となっています。

いずれも2日間、13時~17時30分頃まで開催されます。

合計すると36時間ほどになります。

一般質問できる時間は?

質問時間は会派の人数で決まる

質問時間は会派の人数で決まっています。

1人あたり10分、会派で15分として計算されるので、例えば10人会派ならば115分、7人会派ならば85分と計算されます。

無会派ですと一人15分。

質問時間は最低30分から

そして質問時間は「30分から」と「5分刻み」と決められています。

では無会派の15分はどうするのかというと、定例会4回を合計した60分を、30分2回か、60分1回かに分けて質問に充てることになるようです。

質問の分量から考えると、この時間でいいかな~と調整したいところですが、制限があるので出来ない仕組みになっているようです。

4人会派は55分しばり

そして4人会派の場合、会派の持ち時間は55分となります。

1人しか発言チャンスはなく、そして時間は55分という長丁場。

いやはや 55分…実際に聞いてると、長すぎて頭に入ってきづらいです…。

質問時間は使い切るべし!

直前まで知りませんでしたが、「質問時間は全て使い切るべし!」という雰囲気があります。

今回わたしは何人かから「時間足りなくなったら困るかも」と助言をいただき質問を削ってしまったのですが、実際のところ蓋を開けてみたら全然ヨユーで時間が余ってしまって かなり焦りました!

あえて再質問で ゆっくり口調で話をしたり要望を盛り込んだりしてみたものの(※途中で区長からヤジ?が入り、たぞえさんが応戦してくれました)結局 5分も余る結果に。

同じ会派の坂元ゆうきさんに5分 引越ししてしまい、坂元さんにプレッシャーを与えることに・・・(翌日、坂元さんが頑張って5分引き延ばしてくれました笑)

質問時間の制限緩和もアリ?

質問時間の上限を決めるのは必要だと思いますが、「30分しばり」、「時間は使い切るべし」あたりが緩和されると、もっと凝縮して良い質問ができるのかなと思います。

4人会派の55分なんて、質問項目を多くするか、無理やり話を膨らますかしないといけないので、25分と30分に分けてもいいような…

まぁ私が慣れていないので長く感じるだけかもしれませんが。

おまけ

目黒区議会ではインターネット視聴や、傍聴も可能です!

ちょっとした暇つぶしにインターネット中継(過去の映像も見られます)を見てみると面白いかもしれません。

ではでは、また区議会について報告します。

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