目黒区出身 公認会計士 目黒の未来を考える

山村 まい -Official Web Site-

目黒区 選挙

区議会議員選挙 事前準備ですること

2023年3月28日

こんにちは、山村まいです。

他よりも1週間ほど遅れて目黒川の桜も咲いてきました。

今年は久しぶりに花見客が遊びに来ていて目黒が賑わっています。

そんな桜を愛でている方々を横目に、わたしはバタバタと選挙準備を進めています。

政党に所属していると色々と教えてもらえたり、依頼業者さんも決まっていたりするものですが、無所属では良くも悪くも、全て自分でやらなくてはいけません。

わたしのように政党に所属せず、無所属で立候補しようとする人に向けて選挙準備の内容を紹介したいと思います。

選挙管理委員会の事前審査

目黒区議選の公示日は4月16日(日)ですが、提出資料にミスがあると大変なので、目黒区選挙管理委員会では事前審査を行ってくれています。3月20日(月)~29日(水)まで。予約制なので期日ギリギリだと時間を設定してもらえない可能性があります。

供託書(供託金の納付)

東京23区の区議会議員選挙に立候補するためには、供託金30万円を納付する必要があります。オンライン申請などもありますが、ひんぱんに供託金を納付する必要がなければ、東京法務局@九段下に出向いて現金30万円で納付する方法が一番てっとり早いです。供託金は投票数が一定の数を上回れば供託金は返還されます(区議選の場合は、有効投票数÷議員定数÷10を上回っていればOK)

選挙公報の原稿

選挙公報とは選挙に立候補する方々を紹介するものです。こちらの原稿は自分で 紙 or データ で提出する必要があります。データで提出する場合には「アウトライン化」していなければなりません(「アウトライン化」とは、文字を図形に変換すること)。業者さんに印刷してもらう際、文字のフォントが違うものに置き換わってしまうのを防ぐために必要なのだそうです。

選挙公報用の写真

こちらも 紙 or データ で提出する必要があります。選挙公報は白黒なので、白黒写真で提出しておくと安心なのだそうです。カラーだと自分が思った色味になるかは分からないとのこと。

選挙運動用ビラの見本

選挙期間中に配布できるビラ4000枚の見本を2枚提出する必要があります。わたしはまだ印刷をお願いしていなかったので、とりあえずビラ案を提出しました。公示日の前までに本物を持っていく必要があるとのことです。

候補者届出書などの書類

候補者届出書、宣誓書、通称認定申請書、候補者氏名等字画、受領書(諸々)、選挙事務所設置届、選挙運動用ビラ届出書、選挙運動用ビラ証紙交付申請書、出納責任選任届などの書類を提出する必要があります。自筆の場合は押印不要、印刷の場合は押印が必要となります。

※この書類に記載する住所は、供託金を納付した際の住所と全く同じでないといけませんので注意!!

選挙ポスター・選挙ビラの作成

選挙ポスターの作成(色校正は必要!)

目黒区のポスター掲示板は298カ所ありますので、選挙ポスターも298枚 必要になります。破損などを考慮して400枚程あると安心かと思います。選挙ポスターは雨風に強くて裏がシールになっているユポタック紙が推奨なのだそうです。

さて、どこに印刷をお願いしたら良いのでしょうか。以前、ネット印刷大手でポスターを作成してみたところ、illustratorで提出した色と全く違う色のポスターが送付されてきて本当にビックリしたので安心して印刷を頼めるところがいいな・・・という想いが私にはありました。

近隣の印刷所に問い合わせ、色校正をしてくれる(印刷前に色味を確認できる)、ユポタック紙で印刷できる、選挙用ポスターも対応できる、そして「誠心誠意 対応します」と言ってくださった印刷会社にお願いすることにしました。中目黒に支社がある静岡県焼津市の株式会社やまもと印刷工業 さんです。

★いまは色校正のチェックが完了したところです。言葉通り、誠心誠意 対応してくださっていて ありがたいです!

選挙ビラの作成

選挙期間に配布できるビラは4000枚で、2種類まで作成することができます。大きさはA4以内ならば自由です。公示日に証紙をもらって、選挙ビラにペタっと貼り付ける必要があります。選挙期間中、証紙が貼っていない選挙ビラの配布はできません。

選挙ポスター貼り付け計画立案

ポスター掲示場の確認

目黒区のポスター掲示板は298カ所ありますが、その場所は明らかにされていません。立候補者説明会のときに仮案として298カ所の住所が記載された紙を頂きましたが、その情報だけだとイマイチ正確な情報は掴めず・・・。

事前審査に行った際、やっと正確な情報が記載された地図を頂くことができました!

ちなみにポスター掲示板は4段×15列の並びとなっており、一番高い段だと2m50cmになるそうです。脚立がないと届きませんね。

さらに当日になるまで自分の番号が何段になるか(さらに言うとエリアによっても違う)が分からないとなると、なかなか難易度高めですね。

徒歩で貼る組、車&脚立で貼る組と分けて、当日の番号次第で誰がどのルートを攻めるかを決める作戦が良さそうです。

選挙活動の機会均等

「公費負担」は、候補者間の選挙運動の機会均等を図るための制度ですが、それこそ “ポスターを一気に貼れるか否か” は陣営のチカラで差が出てしまいますので、 “選挙管理委員会で管理して、全員分まとめて一気に貼る” とすれば選挙運動の機会均等になるように思います。

まとめ

選挙の事前準備について簡単に紹介いたしました。

無所属は全て自分でやらなければなりませんが、自分で考えて、自分が正しいと思える道を選択できるというのも面白味があって良いと思います。

選挙期間中にポスター貼るの手伝えるよ~という心優しい方がいたら ぜひお声がけください^^

-目黒区 選挙

© 2025 山村まい 公式サイト. All Rights Reserved.